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読解力をなんとか上げておかないと生き残れない

営業のノブです。

昨年に話題になった本、新井紀子著「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」を読みました。
2019年のビジネス書大賞に選ばれていますので、読まれた方も多いと思います。小中学生の親として興味のある分野の本なので一気読みしてしまいました。

評判通り面白く、非常に考えさせられる本です。

 

読んでいない方にザックリとあらすじを書きます。

この本のメインテーマはタイトルの通り、AIと子ども達=未来の労働者です。

「AI」の得意分野は暗記です。
英単語や歴史、元素記号など暗記物は人間には太刀打ちできません。

しかし「AI」が苦手な分野『読解力』です。
「AI」で東京大学に入学させるプロジェクトを著者は何年も研究していましたが、「AI」に読解力を付けさせることは
不可能に近いと結論を付けました。※この本の半分以上がAIの限界について詳しく書かれています。
映画の世界のようにAIが勝手に学習し暴走するような事は絶対にないと言い切ってます。

しかし、著者がAIに読解力を付けさせる研究をするために既存の学生を調べていくうちに、かなりの生徒が問題文を読めていない事実に気づきます。

そこで、日本初の試みとして、問題文の中に答えのある読解力のテストを、全国2万5千人を対象に調査したそうです。。

・中学校を卒業する段階で約3割が表層的な読解もできない。

・学力中位の高校でも、半数以上が内容理解を要する奪回はできない。

こんな驚きの結果が出てきてしまいました。

読解力が不完全なAIでも、効率化やデータ処理等の得意分野を活かしてを社会構造を一変させていくことが確定しています。

AIの導入により様々な仕事が効率化され、人間が担ってきた既存の仕事が確実に少なくなっていきます。しかし、AIを使った新しい仕事が並行してどんどんと生まれていきます。

著者は、教科書の問題を読み解くレベルの『読解力』を持っていない人は、急激な社会変化についていけずに低賃金の仕事に付かざる負えない社会に向かってしまうと警告しています。

今までに存在しなかった仕事を自らの力で習得しなければならないのですから、読解力の優劣がもろに影響してしまうからです。

 

ここからは僕の感想です。

まず自分が読解力があるかどうかが心配になって、本に書いてある読解力テストを真剣にやりました。(笑)

 

クイズみたいな問題なんですが、こんな文章を読んだからには、緊張感もひとしおです。

間違えたらメンタルをやられてしまいそうです。何度も見直しちゃいました。

 

そして次は娘たちにもアレックスの問題を解かせました。

結果、正解で一安心。

もちろん、読解力があると証明されるわけではありませんが、まだ見込みはありそうです。

 

あと、僕は学生時代落ちこぼれだったので、不正解する原因の一部がわかります。(こう書くと今は落ちこぼれじゃないみたいですね)

原因は問題を読んだ瞬間に、できないと思ってしまうことだと思います。こういう問題苦手なんだよなぁって思いながら解けば間違える確率が高くなります。で、やっぱり間違えたって。

後、勉強のやり方が暗記一辺倒になっている。

勉強の大半を暗記に費やして、「今日はたくさん勉強やったぞ」ってずっと思っていました。

だから自分で考える問題は苦手になっちゃうんですよね。

 

義務教育以降は自分で生き方を選択しなければなりません。高校まではほとんどの人が進みますが、それ以降はすべて自分で決めていかなくてはなりません。

そして就職や会社業務、結婚や子育て、資産形成や住宅問題等、結構重大なイベントが多数あります。何が正解かは分かりませんが、失敗は明確です。しかも逆転するのは非常に難しい。

自己責任という言葉は嫌いですが、現実問題として自分でなんとかしていくしかありません。

自分で問題意識を持って有益な情報を仕入れていかないと大変な事になってしまうことになる。その情報を取捨する能力が読解力なんでしょうね。

様々な塾や予備校で模試試験のように読解力テストを実施しているそうです。リーディングスキルテストというそうなんですが、学生だけでなく社会人も受験する人が増えているとか。

怖いけど、一度受けてみようかな。